工大祭 ダブル大会3位 構築 Fusion CHALK
久々にオフ会出たらいい結果残せたので構築紹介していきたいと思います。けっこう煮詰めていてレートでも1960くらいまではいったのですが、レートよりはオフ向けの構築かなーと思ったことやこの状態では限界を感じたこと、何よりもう飽きてきたので公開します。
(アローラダブルの亡霊臭がすごい)
構築経緯としては、レートでガルーラやサーナイトを使っていた時にテッカグヤが非常に崩しにくく、上手い人には詰まされて負けることが多かったのでテッカグヤで詰ませる構築を使いたいと思いました。アローラダブルでウインディやコケコが大繁殖している一方で、全国ダブルでは威嚇枠はほぼランドロスかボーマンダ、コケコがいる構築もいるもののアローラダブルに比べれば少ない、そしてテッカグヤに有効打を持つポケモンはどの構築にもせいぜい1〜2匹しかいないことが多いため周りでテッカグヤの障害を排除すればテッカグヤ詰めが狙えることが多いです。
しかしテッカグヤと言えども雨パーティにはゴリ押しされてしまうため、取り巻きで雨に強くする必要があると感じました。しかしこちらの記事(http://infinityju.blog.fc2.com/blog-entry-25.html?sp)を見て、なるほどカグヤ自身が雨パへのカードとなれば味方の負担を減らせる上にビーストブーストを発動させなくともDをあげて相手の攻撃を受けきれるのは強い、と感じたためミストシードテッカグヤ+レヒレから構築。そこからなるべく不特定多数のパーティに対して有利をとれるようにしました。以下採用順に個別解説。
性格 慎重
実数値201-122-137-*-154-84
努力値 228-4-108-0-148-20
特性 ビーストブースト
持ち物 ミストシード
配分は参考元のたいきさんのものと同じものを使いました。http://infinityju.blog.fc2.com/blog-entry-25.html?sp
この構築のエースであり、周りのポケモンで相手の炎・電気タイプを排除してテッカグヤで詰ませることを強力な勝ち筋としています。前述した通り全国ダブルではアローラダブルよりテッカグヤを甘く見た構築が多いため刺さりは上々でした。場に出した段階でDがあがるため、ドランの前で強気に居座れるのもグッド。最悪弱点のZ技をくらっても耐えることが多いですね、とにかく硬い。
ビーストブーストに頼らずともDをあげられる点とアクロバットで厄介なルンパッパやウルガモスを倒せる点、叩き落とすに耐性がつくのが強みですが、残飯による回復は見込めないので早いうちに宿り木をうちこんでおかないと等倍物理技でゴリ押しで倒されてしまうこともあるので要注意です。基本的には先発で頭数を減らすか相手をアクロバット圏内に押し込んだところで繰り出し、要塞化を目指します。
技構成については、火炎放射が欲しい場面もありましたがそれ以上にワイドガードが強かったです。味方のウツロイドやガラガラを濁流地震から守れ、雪崩による運負けもなくせるのが偉くかつ意外と読まれませんでした。普通にサナランドがテッカグヤの前で躊躇なくハイボ雪崩ぶっぱなしてくる時とかしょっちゅうあったんですがそういう人たちは青いサイトでテッカグヤの覚える技確認した方がいいかと思います。
間違いなくこの構築のMVP。
性格 控えめ
実数値 175-*-136-154-152-113
努力値 236-0-4-196-12-60
特性 ミストフィールド
持ち物 水Z
技構成 濁流 ムーンフォース 瞑想 守る
配分 眼鏡レヒレの流用なので特定の調整先はないです
軸であるテッカグヤのミストシードを発動させるトリガー要員かつ削り役。ガルーラスタンや雨パへの刺さりやトリル耐性を考えてもテテフよりレヒレかなってことで採用しました。
ミストフィールドを展開させつつ序盤から中盤にかけて相手全体を削り、後発のテッカグヤやランドロスの圏内に相手を押し込む役割を担います。
持ち物に関してですが、最初は眼鏡を持っていたのですが基本選出がガルーラ・ランドロス・レヒレ・テッカグヤと固まってきた時に、基本選出にZが入らないのは弱いと感じて変更しました。これにより拘らずとも瞬間的に眼鏡以上の火力を出せ、濁流の命中不安も補えるのでなかなか使用感はよかったです。雨下ならメガラグラージをほぼ一発で飛ばせるのがいいですね。Z技にしては火力が貧弱なのは確かなのですが、これも削り残しをテッカグヤのビーストブーストの餌にすることもできると捉えればそこまでマイナスにはなりませんでした。
濁流もドロポンもZで威力がそこまで変わらなかったので普段も連打しやすい濁流にしました。瞑想はトリパに対して、ガルレヒレから入って猫+瞑想→捨て身+水Zのように動くことでトリル要員を落としにかかる動きもできますし、何より放置されそうな時に積めばそれだけで相手に強烈な圧力をかけられるため採用しました。
無難に強かったですが大事な試合の肝心な場面でいっつもメタグロスに怯まされて負ける戦犯枠でもありました。メタグロスを許すな
性格 勇敢
実数値167-114-130-*-129-45(S個体値0)
努力値 252-28-0-*-228-0
特性 避雷針
持ち物 太い骨
技構成 フレアドライブ シャドーボーン 滅びの歌 守る
配分 C161眼鏡レヒレのWダメ濁流最高乱数切り耐え
テッカグヤとレヒレだとどー考えても電気タイプを舐め腐ってるので避雷針枠いれないと流石にカグヤを通しにくいかということでWCS優勝構築リスペクトの意味もこめて最強の避雷針枠としてガラガラを投入。というか避雷針持ちで使えそうなのがこいつくらいしかいないです。
実は生意気にした方が実数値が1高くなっていたり見切り遺伝していなかったりガバ要素が多かったのですが(小声)いるだけでだいぶ電気タイプの選出、電気技の使用を抑制していたのでやっぱりいれといてよかったなあって感じです。
とはいっても、レヒレに加え全国ダブルだとランドロスという天敵が存在するため思ったより選出率は控えめでした。コケコいりのガルーラスタンみたいなのにはガン刺さりなんですけどね。あとは前のめりな構築に対して後述のウツロイドのトリルとあわせて敵をなぎ倒したり、ラッキー構築を滅び殺す仕事もあります。
避雷針枠としては優秀なんですが、素の状態だとガルドに勝てないため炎枠としては微妙でした。
ガルーラ
性格 意地っ張り
実数値 185-189-125-*-145-124
努力値 36-212-36-0-196-28
特性 きもったま→おやこあい
持ち物 ガルーラナイト
配分 C161眼鏡キングドラの雨ハイドロポンプ耐え、A200カプ・ブルルのグラス下ウッドハンマー最高乱数切り耐え
ここまででメガ枠がいないためテッカグヤの障害をなぎ倒してもらうべくこの枠に当てはまるポケモンを考えたのですが
・じっくり腰を据えて戦う構築なので犬死しににくい
・テッカグヤの弱点をある程度カバーできる
・パワーがある
こんなんガルーラでええやん、となりガルーラ採用。
技構成に関しては、猫騙しは確定、テテフや耐久にふってないリザードンを落としきるために捨て身、ドランバンギをエネルギータンクに変えられかつ構築全体で重いカミツルギにダメージを見込めるドレインパンチ、不意うちが読まれすぎてまるで機能しなかったので居座られると面倒なゲンガーやガルドに奇襲できる噛み砕くとしました。特にギルガルドは場に残しておくとランドロスで詰める時にワイガで邪魔されて厄介なのでガルーラから打点持てるのはなかなかよかったです。
テッカグヤの天敵であるリザードンやサンダーの相手をしてもらうためDに厚めにふり、ブルルやオニシズクモいりのトリパにも簡単にはやられないようにBにも少しふった感じです。
邪魔になりそうなやつを一体ずつ消しとばしてもらうだけなのであまり言うことがないです。
霊獣ランドロス
性格 意地っ張り
実数値 175-212-111-0-4-136
努力値84-220-4-0-4-196
特性 威嚇
持ち物 拘りスカーフ
技構成 地震 岩雪崩 馬鹿力 蜻蛉
配分 A216霊獣ランドロスのWダメ地震最高乱数切り耐えのテラキオンを馬鹿力で25%の乱数 準則フェローチェ抜き
ガルーラもいれたならまぁこいつもでしょってノリで採用。テッカグヤの苦手な炎電気に全般的に強く物理耐久を底上げできて削れた相手を一掃する第二の詰め筋ともなれるのでめちゃくちゃ仕事任せましたが。
構築全体でエルテラが相当キツく、馬鹿力でそこそこ固いテラキオンをなるべく落とせるようにしたいけどスカーフテテフに飛ばされては困るから耐久も削りたくないってなったので仕方なくSを削りました。一応相手のスカーフランドロスの雪崩はテッカグヤのワイガでケアできるので一応なんとかなることは多かったですが。
あとは特別語ることはあんまりない普通のスカーフランドロスです。終盤テッカグヤと並べれば地震うち放題なのでコイツをたてることを考える場合はういてるやつを優先的に処理します。
性格 控えめ
実数値 200-*-99-177-152-126
努力値124-0-252-108-4-20
特性 ビーストブースト
持ち物 ウイのみ
技構成 パワージェム ヘドロ爆弾 トリックルーム 守る
配分 A181テラキオンの岩雪崩岩Z耐え、耐久ベースのメガサーナイトは抜けるくらいのS
最後に入ってきた補完枠。もとはクレセリアが入っていたのですが、リザードンやボーマンダに対する勝率が芳しくなかったので攻撃性能優秀かつ追い風への切り返し・ガラガラのお膳立てとしてトリックルームが使えるウツロイドに変更。テッカグヤの天敵をほぼコイツで狩り取れる上苦手な地震はテッカグヤのワイガで守れるので相性抜群です。
半減物理技でゴリ押しされないようにかなりBに厚くし、ボーマンダやガルーラと殴り合えるようにしました。
前述のようにリザードンやボーマンダいりの構築、鋼枠や地面枠がしっかりしていない構築などウツロイド耐性がガバガバな構築相手には積極的に刺していきます。
ウツロイドをいれたおかげでテッカグヤの天敵をより牽制しやすくなったため、よりテッカグヤ仁王立ちエンドに持っていける試合が増えました。影のMVP。
選出 VS ガルーラ、テテフグロス、その他諸々
先発 + or
後発 + or
基本選出。これが無理なく通せる場合はかなり勝率はいいです。猫+水Zみたいな感じで動かしてとになく残数減らして最後はカグヤを突破できなくさせて勝ち。処理の優先順位はガルーラ>>>>炎・電気タイプ>>>ランドロスやレヒレ>>その他諸々って感じです。なんでガルーラが一番上なんだよって感じですがレヒレに瞑想2回積まれるよりガルーラにグロパン2回積まれた方がヤバいからですね。構築全体のDがテッカグヤはじめかなり高いので瞑想レヒレに積まれても余裕はあります、ガルーラの処理を優先しましょう。
バレルでサポートしてグロパンガルーラをたててくる構築とかはけっこうめんどくさいのですがガルーラに攻撃を一任した構築は環境的に逆風であるため(テテフグロスや役割集中型の雨の台頭により)数は減っていると思います。当たったらテッカグヤとランドロスで頑張ります。
テテフグロスに関してもレヒレが怯まないで水Zをぶちこめれば最終的にテッカグヤで詰めて勝てます。怯まなければ。
ガルーラスタンと再戦になった場合はウツロイドやガラガラを甘く見た選出をされることも多いのでどこかを差し替えてわからせにいくこともあります。
先発 + or
後発 先発以外から選択
普通の人だったらウツロイドを見て初手リザードンはそう出さないのでレヒレを通しやすくなります。(ウツロイド見て初手リザバナ出す人の脳味噌がどうなってるのか知りたい)先に鋼枠(主にギルガルド)が出てくるのでガルレヒレで一気に倒しにいき、その後ウツロイドで暴れていきます。
前のめりな構築であれば、ウツロイド+ガルーラorランドロスと出し、猫or蜻蛉+トリルをすればそれでゲームセットになることもあるので狙える場合は狙っていきましょう。テッカグヤ詰めを狙うと散々言ってきましたが流石にリザードンを受けきるのは難しいのでテッカグヤに拘らず他の詰め筋を狙った方がいい場合もあります。
VS雨
先発 +
後発 +or
ミストシードを起動してアクロバットでルンパッパ、水Zでラグラージ、ナットレイをガルランドガラガラで処理できるようにします。ミストシードテッカグヤのおかげでガルーラスタンにしては雨に強めです。
VSエルテラ
先発 +or
後発 テッカグヤ以外から選択
キツい。択ゲーです。頑張って勝つしかない。一応ランドロスが馬鹿力でほぼ全てのテラキオン倒せるくらいまで火力あるのが救いです。(ヨプテラキはトリプルに帰ってほしい…)叩かせないかつ追い風させなければほぼ勝てるのでエルフーンにあまり好き放題させないようにしましょう。
構築全体としてはミラーに強く、雨にも勝てるガルーラスタン(テッカグヤスタン)に仕上がったかなと思います。基本的にはテッカグヤかウツロイドのどちらかを通していくことを考えればわかりやすいです。選出時からウツロイド+テッカグヤの強烈な択を強いることができるのも強みです。
キツいポケモンはカミツルギ、瞑想クレセリア、構築としてはエルテラを始めとする超火力を押し付けるものですね。こちらの詰め筋展開が遅くなると相手にいいようにされるのでトリル展開など別のルートで勝ち筋を見出していくのが吉です。
基本選出の4体は完成されてる感じなので変えるとしたらガラガラとウツロイドの枠かなーって感じなのですがなかなか浮かばないのでアドバイス待ってます 笑
ここまで読んでいただきありがとうございました、そこそこ使い込んで愛着もあるのでQRも用意しました。よかったら使ってみてください!
https://3ds-sp.pokemon-gl.com/rentalteam/BT-431B-9F32
S3全国ダブル最高最終2027(10位)リザードンゲッコウガ〜サトシの相棒スタン
S3の構築なので鮮度もへったくれもないですが自作の構築で最終1ページ目のれた記念に備忘録として残しておきます。構築経緯としては
全国ダブルならWCSに比べてテッカグヤやカミツルギが少ない上にガルーラも遅いやつしかいないらしい
↓
テテフが使いやすそう。
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でもBは不安だからテテフウインディみたいなノリでテテフランドロスの並びにしよう。
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鋼と雨がキツそう。リザードン採用。
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ヒードランが重い。このままだとランドロスが消耗してしまうとガルーラヒードランの並びを崩さない。リザードンもSが早いわけじゃないからトリックルームがほしい。
↓
↓
あと色々キツいやつはいるけどそれをだいたい狩れるゲッコウガいれて完成
みたいな感じでした。メタグロスやギルガルドが蔓延ってたのでテテフは思ったより動かしにくいところもありましたが他のアプローチは当時としてはまぁまぁよかったんじゃないかなと思ってます。
メガシンカと600族と準伝を詰め込んだ数値の鬼みたいな構築に出来上がりましたが、そのおかげで無理にメガ枠であるリザードンを出さなくともパワー負けすることがなくなったのでよかったです。
たまたまアニポケで新旧サトシの切り札ポジションを務めたポケモンたちが入ることになったおかげで見た目もよい(?)ざっくりと個別解説
カプ・テテフ@超Z 臆病 HCS
サイキネ シャイン 挑発 守る
構築の出発点。メガメタグロスのように上から縛ってきそうなやつがいなければ序盤で雑にZぶちかまして死ぬまで殴り続けて裏のトリルギミックやリザードンゲッコウガに繋ぎます。ガルーラやリザードンのSラインが全体的に遅かったため鋼にさえ気をつければ比較的動かしやすかったです。挑発は死に際にガルドにうってキンシ封じたりサンダーの追い風や吠えるを封じたりする時に便利。
持論としては、テテフは行動する際には目の前の相手を確実に潰すか、死に際に相手に嫌味をつけて(シャインで全体に削りをいれる、挑発で展開を封じるなど)退場し、跡地にたった味方が動かしやすくなるように行動するのが強いと考えているので構築にはあっていたと思います。闘Zや電気Zで役割破壊する型は全く別の強さがありますが普通のテテフとは別物になるかなと。
ランドロス@珠 意地HAs
地震 雪崩 叩き 守る
WCSやってた時に何度使いたいと願ったか数えきれない最強ポケモン。テテフの耐久補助と不特定多数に負荷をかけるのが役割です。
スカーフやチョッキが主流ですが、Zを使わずにシュカドランを吹っ飛ばしたかったり、レヒレに対して非フィールド下のテテフの超Zと珠雪崩を重ねることで大抵のレヒレを飛ばせることに気がついた(当時は眼鏡レヒレしかいなかったため)ため珠。相手の計算を崩せるため非常に強力でした。
しかし、スカーフの機動力やチョッキの耐久力はなく、縛られやすいためメタグロスやボルトロスの前で動きにくいのは不便でした。あとクレセリアやギルガルドにダメージいれることを優先して叩きをいれましたが目の前でグロパン積んでイキってくるガルーラが後を絶たなかったので馬鹿力の方がよかったかもしれません。
ランドロスの本来の役割は「威嚇をいれながら盤面をコントロールし続ける」「削れた相手の終盤の一掃」が主なものとしてありますが、このランドロスは相手に不意の蓄積を与えて雑に切り、後続につなげていくという切り込みの役割を果たすことが多かったため、ランドロスというよりは「ランドロスの形をした別の何か」って感じでした。
熱風 オバヒ ソラビ 守る
ヒードランいり以外の構築相手にはほぼ全選出する攻撃の軸です。非トリル下でもメタグロスの攻撃を無理矢理耐えて反撃で倒す必要があったため耐久重視。オバヒで面倒なやつを一体片付けるか、熱風で相手全体を満遍なく削るか判断してガンガン殴ります。
デリケートなポケモンですが、裏にバンギラスクレセリアを控えさせてリザードンが死んでも反撃できるように態勢を整えたり、後述のゲッコウガやテテフと並べてリザードンを縛っているポケモンを縛りながら動かすことでカバーできました。構築単位で苦手なランドロスやヒードランのケアをすることも当然ながら、味方で縛り関係を維持しながら動かすことがキーとなるように感じました。これは環境が動いても、どの構築に組み込んでも変わらないでしょう。
バンギラス@弱点保険 勇敢 HAd
雪崩 噛み砕く けたぐり 守る
先発で暴れた後の最後のお掃除役。リザードンにつられて出てきたヒードランやボーマンダに強いだけでなく、不特定多数のポケモンを倒すことができるスペックを持っています。フィールドの導入によりモロバレルが弱体化されたことや、カプが台頭したことによりマジカルシャインで弱点保険が発動しやすくなったことが追い風となり間違いなく相対的な強化を受けたポケモンです。
6世代トリプルで弱点保険バンギラスを組み込んだ構築をいくつか見かけたことからアイデアを得たため実験的に使用したところマジカルシャインや濁流、大地の力などでめっちゃ発動するためお手軽にA2段階upのバケモノを作り出せました。(同時期に2ROM2000達成した最強のリザードン使いであるふるーるさんも弱点保険バンギラスを使って結果を残されているため強さは折り紙つきです)
ちなみに弱点保険発動後の手助け岩雪崩は岩Zを2体にぶち込んでいるのと遜色ない火力を叩き出せます。楽しかった。
クレセリア@ウイ 生意気 HD
冷ビ トリル 手助け 毒毒
これもまたWCSやってた時に使いたい使いたいと何度思ったかわからない最強のトリル使い。(最近はガルドのZで飛ばされやすくなってるのでポリゴン2の方が安定する説もありますが…)トリックルームへの依存度がそこそこ高い構築なので、耐久にがっつり割いて確実にトリル起動します。HDにほぼ特化することでサザンの悪Zですら耐える(キモい)
バンギラスのAを下げるために何度も後投げされるであろうランドロスを交換読みでぶち当てて飛ばすための冷ビは切れませんが、サイキネはいらないと判断して味方の補助に回しました。瞑想クレセを潰す毒に加え、手助けがとにかく強かった。テテフのZを手助けして非フィールド下でレヒレを飛ばしたり、リザのオバヒを手助けして相手のクレセリアを飛ばしたり、バンギの雪崩の削り要素を補助したりと、かなり使い勝手がよかったのでもっと使われていいと思います。ポリ2との重要な差別化要素でもありますし。
別の構築で使った時は、コケコクレセリアと繰り出して、ボルチェントリルを匂わせながら手助け電気Zをかまして数的有利をとりつつ時間差でトリルをはるといったフェイントもかけられます。
初動で相手の様子を見てからトリルをはるといった行動が許されるトリル使いはクレセリアくらいのものなので、やはり頭一つ抜けていると感じました。
ゲッコウガ@スカーフ 無邪気AS
冷ビ 雪崩 ダスシュ けたぐり
構築に最後の補完として入ってきた影のエース。ここまででキツいコケコ・スカーフテテフ・ランドロス・バンドリマンダを奇襲で倒すために入りました。役割対象が皆早いためそれを上回るためスカーフをもたせました。一貫性のある技が少ないため拘るデメリットは少なくないですが、意識の外から相手を狩るという役目はしっかり果たしてくれました。
役割対象を狩るための冷ビダスシュけたぐりは確定。なぜ雪崩を仕込んだかというと、こちらのリザードンが遅いためトリルをはる前の相手のリザードンがキツかったり、どうしようもない時に怯ませて相手を止める切り札として使えたからです。特性のおかげでそこそこの削りにもなり、舞ったウルガモスや下手な追い風下のポケモンより早いため奇襲として大変役に立ちました。
リザードンを縛ってくるランドロスやコケコをゲッコウガで縛り、ゲッコウガの攻撃が通りにくい鋼タイプはリザードンで焼けるため2体の攻撃面での相性は抜群でした。ゲッコウガ自体のスペックも高く、もっと採用されてもいいのではないかと思うところはありますが、選出した時に命中不安のダストシュートに頼らなければいけないことが懸念材料なのでしょうね…。僕は、「ゲッコウガを出す時は他の5体ではどうしようもない時の切り札」と認識していたので選出率もそこまでなく、今回は技外しに悩まされることはあまりありませんでした。補完はともかく、主軸にするとやはり脆さや命中不安が裏目にでることが多いのでしょうね。
VGC2017 反省会
先日行われたJCS、残念ながら僕は満足いく結果が出せずD日程をもって退くことにしました。
率直にいって、死ぬほど悔しかったです。これまでの主戦場であったトリプルバトルが第7世代から消えたこともあり、今年から本格的にVGCルールに力をいれ、レートやオフでもこれまでの自分からすると出来過ぎなくらい満足いく結果が出せていました。バトルロードグロリアではBO3形式の試合も経験し、よりこのルールの面白さにのめり込んでいったため、世界大会へのモチベもめちゃくちゃ高まりました。JCSを迎えるにあたってはかなり早い段階からパーティを考え、メジャーな並び・ポケモンに対して有利をとりやすいように構築した上でサークルのメンバーとも共有して弱点や立ち回りを理解していきました。試運転段階では致命的な欠陥はなく、おおかたのデータもとれたため満を持して本番に臨みましたが、A日程こそボーダーライン近辺まで載せられたものの、他の日程は撃沈…なぜ駄目だったのか振り返ってみました。
①オンライン対戦でオフほどの集中力を発揮できなかった
オフであれば環境上位の情報を新鮮な状態で入手できると思い、WCSルールのオフ会には積極的に参加するようにしました。対戦の際にはきっちりメモをとり、相手のパーティのメンツだけでなく、こちらのパーティに対して何が出てきそうか、持ち物はなんだろうかというあたりをある程度つけるように心がけていました。振り返ってみるとこの点は我ながらよくできていました。
実際、「こちらのパーティにはカミツルギがいるからウインディはほぼ出てくる、ペルシアンの猫騙しを止めつつ致命傷を与えるためにテテフもきそうだ、そうするとこれがまだキツそうだからあとの選出は…」とか、「キュウコンとウツロイドが同時にいるからどちらかは襷ではない、珠ロイドだとすると耐久にふったウインディも一撃で落とされるかもしれない…」など、簡単な例ですがこのように頭を回転させることができていました。6世代にダブルを少しかじった程度ではここまで頭を働かせられることは少なかったのでこれは自分自身の成長と見ていいかな、と思います。
しかし、オフの1戦よりオンの1戦は軽視されがちです。例えJCS予選であっても、オンラインであることには変わりません。オフオン問わず目の前の1戦1戦を集中して乗り切れる人も大勢いるでしょうが、僕にはそれが足りなかった。相手のパーティを見て戦略や選出予想をだいたいたてることは毎試合できていたのですが、「試合中に冷静に持ち物や型を割る」「勝負所で強気な読みを通す」といった点が欠けていました。
後から思えば、「襷はほぼペリッパーが持っているんだから他のやつは襷ではなかったな…」みたいな振り返りがあったりしました。レートでもオフでやっていたような丁寧な立ち回りが必要だったことを再認識させられましたが、反復練習不足でした。
選出時や勝負所で強気な読みを通せるかについては、これはオフの方がやりやすいから仕方ないかなあって気はします。オフに出るような人はある程度構築・思考共に整っているため意味不明な行動をとることは少ないからです。もし疑問な点があれば対戦後に感想戦とかできますし。逆にオンライン対戦は実力もわからない人との対戦なので相手を信用しすぎた場合裏切られる可能性があるので極力安定行動取りたいですよね、たぶん。
例えば今回使った構築、初手コータスドレディアは全然重くなく、むしろ対応しやすかったため「初手コードレはないだろう、むしろこっちの初手の方がキツいからこっち読みでこの選出するか?」とか考えたりしましたが、相手を信用せずにコードレのケアをした選出をしました。初手みんなコードレでした。こんなモンですね。
②”無欲さ”が足りなかった
たぶん今回の一番の敗因。ここ数ヶ月の自分のレートやオフでの過ごし方を振り返ってみました。
S1でWCSレート2000到達した時は2000狙うかと最初から意気込んでいたわけではなく、気づいたら2000だった。グロリアラストチャレンジで目標予選抜け、その後は勝ち進めるところまでやろうと考え無心で目の前の対戦をこなしていったらグロリア出場権獲得。といった感じで、僕の場合最初からその目標に行こうと前以て算段立てていたわけではなく、結果が後からついてきた事が多かったです。
特にオフは日本代表クラスの強者と対戦する機会もそこそこあり、VGC初心者の僕としてはチャレンジャーの精神で臨めていました。「あと3戦残ってるけどここで◯◯さんひいたらキツいな…」みたいな事は、頭の中にほとんど入ってませんでした。ただ目の前の対戦を全力でこなす。細かいことはその後考えようといった前向きな気持ちでいたような気がします。簡単に言うとスイッチの切り替えがうまくできていたんですね。勝っても負けても次の試合に集中すればおのずと結果はついてくるといったアレです。
で、肝心のJCSはというと…できませんでした。やっぱり「ボーダー載せるためには3敗まで」「ここまできたらもう負けられない」みたいな雑念が尾をひくことが度々ありました。そしてそのような雑念が頭に残ってる場合くだらないミスを誘発します。明確な数字が求められる大会なので「無欲」を貫き通すことは難しいにしても、気持ちの切り替えがうまくいきませんでした。
構築自体の問題よりもこれらの問題が大きく、失敗に繋がったのかなあという気がしています。
構築に関しても、若干環境を読み違えて苦手なペルシアンや剣舞カミツルギに蹂躙される試合がいくつかあったため問題はもちろんあったのですが、くだらないプレミで落とした試合がなければ十分取り返せるものだったなあという感想です。
来年のVGCルールに取り組むとしたら心がけから直していきたいですね…。
自分の心の弱さ故予選を抜けることはできませんでしたが、このVGC2017ルール、アローラダブルは本当に楽しかったです。初見殺しのZ技やらコードレの眠り粉ゲー、プテラガブの雪崩などクソな要素も当然ありましたがそれらのクソな要素を加えてもやってて楽しいルールでした。日本代表決定戦、世界大会への出場権を逃した悔しさよりも、もうこのルールに全力で取り組む理由がなくなってしまったことが悲しいです…。
燃え尽きたのでしばらくはポケモン休むと思いますが、もしもこのルールのオフ会に参加できる機会があったらまたしたいですね(全国ダブルも楽しそうだけど)
僕は先に離脱しますが、まだ抜けの目がかかっている人たちのE日程での健闘を祈ります。終わりの見えないこのルールの答えを探し出してください‼︎
第9回ぽちゃオフWCS部門優勝 シン・カビゴングッドスタッフ
こんにちは、凛です。先日行われたぽちゃオフで優勝することができたので構築記事を書きたいと思います。構築自体は煮詰めきれたわけではなく、オフ前日に突貫工事で組んだらたまたまうまくハマったものなので一部のパーティの対策を切ったり立ち回りが完全に確立できてはいないのでまだ完成したものとは言えません、その点はご了承ください。とは言え、「自分から確実な勝ち筋を通していく」という意思のある構築にはできたかな、とは思っています。
オフ前に色々な構築を試していたのですが、どれもしっくりこなかったため、とりあえず「レートで相手にしてて嫌だった個体を詰め込もう」となり、
・鈍いカビゴン
・電気Zコケコ
・スカーフガブリアス
あたりが浮上したためそれらを取り入れ、残りは補完としていれました。最終的には最後にスカーフガブリアスの地震連打で一掃するか、カビゴンの補助をしてカビゴンで詰ませる構築になりました。
(左下のコイツ誰だ…)
カプコケコ@電気Z 臆病CS エレキメイカー
10万ボルト 放電 マジカルシャイン 守る
自分でレヒレを使っていた時に初っ端のコケコの電気Zでレヒレを吹き飛ばされるのが嫌だったので今回は使う側に回ることに。「高い素早さから想定外の重たい一撃を繰り出して相手を無理矢理持って行き、残数有利をとって詰めやすくする」というコンセプトにのっとるとこれは他のカプにはできないことでしょう。眼鏡で運用する予定でしたが構築からZが余ったので臆病にしても非エレキフィールド下でレヒレを余裕を持って落とせる電気Zを持たせました。これで後発のカビゴン・テッカグヤの障害になりそうなやつを強引に持っていきます。
技構成はテンプレですが、放電よりもボルチェンが欲しい場面が多かったです。(主にテテフにフィールド奪われた時に相手の出方を伺ってからカグヤに逃げる、など)
ガブリアス@スカーフ 意地AS 鮫肌
地震 岩雪崩 ドラゴンクロー 毒づき
自分で相手にしてて一番嫌で処理に神経使うのがガブリアスだったので使用感を掴むためにも採用。相手がトリパでない・接地しているポケモンが多いといった条件を満たしていれば選出しました。ウインディレヒレ系の対面重視構築は浮いてるポケモンがいないことが多いのでかなり刺さりましたが、テッカグヤやワイガ持ちがいるだけで選出を躊躇うこともあったのでその時はカビゴンで詰ませるプランに変更しました。
テッカグヤに加え、カビゴンペルシアンと地震に巻き込んでもビクともしない味方を組み込むことができたので選出した際はけっこう地震うちやすくなりましたが、序盤に数的不利をとってしまうと一貫する技を撃てなくなるのでやはり使いこなすには練習不足だと痛感しました。困ったらコケコと並べて放電雪崩ぶっぱする予定だったけどそんな場面はこなかった。
カビゴン@フィラ 勇敢(S0) HaBd 食いしん坊
恩返し 10万馬力 鈍い リサイクル
この構築のエースです。以前使った腹太鼓型は認知されてメタが進んで使いにくくなりましたが、鈍いを崩す手段はかなり限られているのではないかと考え(イカサマバルジーナでカビゴンメタったつもりでレート潜ったら鈍い型にズタズタにされた)採用しました。
鈍いに変更したことで遂行速度は遅くなりましたが、本来なら勝てないガラガラやギガイアスにも抗えるようになり、さらに味方のサポートと合わせればハリテヤマにも殴り勝つことができるため物理主体の崩しには異様に強いです。周りの味方は高火力技をぶっぱして相手の頭数を減らしたり、威嚇や捨てゼリフを駆使して相手をかき乱してとにかくカビゴンのサポートに徹します。ORAS全国ダブルの瞑想クレセリアに近いものだと思います。
腹太鼓を失ったため噛み砕くでテッカグヤを一撃で倒すことはあきらめ、鈍いを積まずともウツロイドに打点が持て、鈍いを積めばギガイアスにも抗える10万馬力を採用。トリパ対策としても機能させたかったので最遅個体を使いました。耐久値は以前のものとほぼ同じで、ガブの地面Z耐えやテテフのフィールドサイコキネシスをきのみなしで2耐えを実現できています。
鈍いの最大の弱点は遂行速度の低下により相手の追加効果による負けが増えることで、実際ストーンエッジを食らい続けて急所の恐怖に怯えたり、トラアタの追加効果を1試合中に2回ひくなどなかなか苦しい展開もありましたが、カビゴンで詰めきれなくてもテッカグヤの障害を削って裏のテッカグヤで詰ませたり、とりあえず削ってウインディの神速で残りを一掃することもできはするので、立ち回りがよくなれば依存度を減らせるのではないかな、と考えています。火傷や毒で崩されるのも弱点なのでそれを補えるからげんきを採用するのもアリだと思います。
テッカグヤ@残飯 慎重 HD ビーストブースト
ヘビーボンバー 火炎放射 宿り木 守る
相手のガブストッパー兼第二の詰めの駒。味方のガブリアスが地震をうちやすくする、聖なる剣でB上昇を無視してカビゴンに大ダメージを与えてくるカミツルギの早急な処理、全体的に薄い特殊高火力方面へのクッションとして噛み合ってくれました。カビゴンが急所や追加効果で相手を倒しきれずに倒れてしまったとしてもテッカグヤへの有効打を持つポケモンを倒してしまえばサブの詰めとして非常に有効に働きます。
鈍い、威嚇、ファーコートに加え全体的に高めなBのポケモンが揃っていましたが特殊方面には無抵抗だったので慎重にし、前述のようにカミツルギを焼いたり、カグヤミラーでもなるべく勝てるようにこの技構成にしました。Sは意識するべき相手がカグヤミラーくらいだったので今回はSにはほぼふらず、不特定多数を無理矢理受けられるようにほぼD特化にしました。おかげでカビゴンが死んでしまった対戦でもコータスの放射を無理矢理耐えながら詰ませる展開ができたので固めにしておいてよかったです。カミツルギが強い時代ですが、テッカグヤも相当強かったので今後も有効な使い方を考えていきたいです。
ウインディ@鉢巻 意地HAs 威嚇
もとは相手のガブウインディ処理用にレヒレをいれるつもりだったのですが、流石にベトベトンテッカグヤカミツルギあたりを舐め腐ってるのでウインディを採用。当然のように構築に入ってくるあたりこのルールの王者って感じがしますね。
カビゴンのきのみを叩き落として展開阻害してくるベトベトンがとにかく邪魔だったので悟られずに上から殴り倒せるようにA特化鉢巻。場に居座って殴りあうというよりはうちたい相手にフレドラうつなり威嚇バラまいてから終盤削り残しを神速で一掃していく立ち回りを想定していたのでSは最速テッカグヤ抜きまでに抑え、残りは耐久に割きました。
インファイトはレートでうつ機会が全くなく、ワイガに守られたガラガラを崩す手段が相当限られていたので噛み砕く採用。ウインディは何持って何やっても強い。(確信)
ペルシアン@オボン 臆病HS(元々はバークアウトが入っていたため臆病だがこの技構成なら陽気がいい) ファーコート
イカサマ 猫騙し 捨てゼリフ 挑発
オシャレ枠兼影のMVP。元々はキュウコンで壁はってカビゴンで鈍い積むつもりでしたが、キュウコンがサイクルを全く回せないことやウインディに何もできない点が気に食わなかったので何か他にいいやついないかな…と探していたらいた。
こいつの物理耐久ですが、H252B4ふりで172-81となっており、特性のおかげで耐久数値はギルガルドとほぼ同等、それに加えガブやカミツルギの上から一致イカサマがうてこの環境でマニューラ、エンニュートに次ぐ早さから猫騙しがうてると言えばこいつの性能はなかなか壊れています。ある程度の攻撃性能を有しつつ味方の補助もできるのはこのルールではコイツくらいではないでしょうか。思いつきでいれたのに活躍しすぎて正直自分でもビビった。
ガブツルギウインディにうつイカサマ、横の味方を動かしやすくする猫騙し、対面操作しつつカビゴンやテッカグヤの要塞化を手助けする捨てゼリフ、相手の守るや展開を阻止する挑発で完結です。
当初はバークアウトをいれていましたが、バークアウトをいれたいテテフレヒレあたりにはCを下げたところでワンパンされかねず、頭数を減らされるとジリ貧になりがちなため採用はしませんでした。
物理方面には滅法強いものの、カプには基本的に無力なので特殊方面に強いカビゴンとの相性はとてもよかったです。(マッシブーンは知らん)
かなり特殊なスペックの持ち主であるため、どの構築に突っ込んでも活躍する、という訳にはいかないでしょうが相手を掻き乱して特定の味方をたてる能力に関してはピカイチなので研究のしがいはあるんじゃないでしょうか。
選出立ち回りについては煮詰め切れていないので簡単に自分の思考をまとめると
VSウインディレヒレツルギ系
こちらのカビゴンの処理のためにカミツルギが出てくると思われるのでカビゴンでカミツルギを釣ってテッカグヤで焼却、レヒレはコケコで奇襲、削れた相手をガブで一掃が理想
頭ではわかっていても実際にはスカーフバイバニラやらスカーフカミツルギが鬱陶しくてなかなか綺麗に詰めることはできませんでした。要練習。
カビゴン要塞化させれば勝てそうな時(曖昧ですみません…)
ぶっちゃけ相手にマッシブーンフェローチェがいなければほぼ通せます。(あとはアンコール、滅びの歌などに注意すれば)
ペルシアンで猫しつつ捨てゼリフで相手を弱体化させながら対面操作、ウインディやコケコで高火力ぶつけて残数減らし、適度に全体削りつつカビゴンで鈍い積んで要塞化。カビゴンが万一事故で倒れてしまってもカグヤによるサブプラン展開、といった感じです。(参考BV JXTG-WWWW-WWW5-5FYP カビゴンぶっ刺さりの状況であったにもかかわらず不運につぐ不運でカビゴンを失ったものの、テッカグヤで無理矢理詰めることに成功)
カビゴンは焦って攻撃せずにじっくりと鈍いリサイクルを繰り返していれば急所に一回くらい当たっても挽回できます、なるべく味方で相手の行動を制限してカビゴンを守るのが大事です。
とはいえ、自分のコケコガブの扱いに自信が持てなかったことと、カビゴンが刺さってる構築が多かったことも重なりカビゴン寄り選出をすることが圧倒的に多かったのでそちらに寄せるならガブコケコの枠を変更するのも一考です。
ほぼ全ての構築と渡り合えますが、特性によりSをあげて特殊高火力で殴ってくる相手は苦手です。コケコライチュウは頑張ればなんとかなるけどペリッパーゴルダックは正直勝てるビジョンが見えないのでほぼ切ってます。あとマッシブーンは見えたら吐血します。(こいついっつもマッシブーンに勝てない構築使ってるな…)
今後改善するなら一部のパーティに対するごまかし要員と、カビゴンの負担を減らしていく味方を考えるところかなぁ、というところです。
今回のオフで自分自身もペルシアンという新たな可能性を秘めたポケモンに出会えただけでなく、他のレベルが高い参加者と対戦したり観戦することでいい構築やメタを知ることができたので本当によかったです。
ここまで読んでくださった方々、オフ運営のスタッフの方々、対戦してくださった方々ありがとうございました。何かありましたらご連絡ください。
参考 僕がS1で使ったカビゴン構築のアーキタイプhttp://blog.livedoor.jp/emolgame/archives/10674133.html
追記 動画あがったようなので一応。危なっかしすぎて見てられない。
SMシングルseason1使用構築(最高レート2010)毒殺ランタグヤ
アローラ‼︎久々のブログ更新です。サンムーンで僕らの愛するトリプルが残念ながら消えてしまったわけですが、新ポケモンとかせっかく使いたいし何よりムーバーがまだ解禁されていないうちにレートやっておきたいなあということで、実に1年半ぶりくらいにシングルに取り組みました。
度重なる運負けに苦しみながらもなんとか2000到達できたので一応記事を残します。環境的にも2100いくにはプレイング、構築共に足りていないし何よりこれ以上レートやってるとゼミ論が終わらない()使用構築はこれです。
レートでランターンテッカグヤ+毒ガルーラのサイクルに完封され、強さを実感したのでランターンテッカグヤから構築をスタート。補完としてサイクルの補助ができそうなポケモンと、サイクルを回すのが難しそうな際に出す対面性能が高いポケモンで纏めました。採用順に個別解説。手元に信頼できるダメージ計算ツールがなかったので一部、古い調整を持ってきたものがあります。ご了承ください
ランターン@残飯 穏やか 蓄電
209(68)-↓*-97(148)-115(148)-↑108(121)-92(36)
熱湯 ボルチェン 毒 身代わり
H・・・4n+1
B・・・メガギャラの地震耐え、
C・・・205ガブの身代わりを熱湯で破壊(だいたいのカグヤの身代わりを破壊できた)
D・・・あまり
S・・・4ふり70族抜き
今回の構築の軸。season1のトップメタであるカプコケコ、ポリゴン2、テッカグヤ(地震がない個体)やその他電気技をメインウェポンに据えたポケモンや、毒をダメージソースとしている低速ポケモンに強く出られます。
特にこの環境ではグロパンガルやバシャーモがおらず、親子愛やスキンの弱体化によってポリゴン2が相対的に非常に強かったのですが、対面からポリゴン2を狩れるこいつは優秀でした。(トラアタ以外の技では身代わりが壊れないため対面したら身代わり→毒が安定)
Sに補正をかけていないテッカグヤも上から身代わりを貼れる上、テッカグヤはチョッキ持ちでない限り ヘビボン放射宿り木守るといった構成の個体が大部分を占めていたため比較的強く出られました。
技構成はポリゴン2を見るための毒と相手の毒や宿り木を遮断する身代わり、対面操作のボルチェンにコケコ対面で打つ熱湯で完結。有利対面でで毒や火傷をばら撒き、味方のエースが動きやすいように補助していきます。
コケコが非常に多い環境のためかなり活躍できましたが、種族値が足りているポケモンではないため、受けだし時に珠マジシャを急所で受けてしまうとかなり削れてしまったり、等倍火力がやや足りないのがネックでした。(HPが削れても受けだしでうまく蓄電を発動させれば一気に回復できるため簡単に切らなければ活躍の見込みはありますが)
また、聞いた話によると毒コケコが一定数いるようなので今後のムーバー解禁も考えると一線級で活躍するのはもう厳しいかもしれません。
テッカグヤ@オボン 控えめ ビーストブースト
190(140)-↓*-128(36)-↑174(252)-129(60)-84(20)
ラスカノ 放射 めざ氷 宿り木
H・・・2n
B・・・あまり
C・・・仮想敵へのダメージがギリギリなためぶっぱ
D・・・特化眼鏡テテフのサイキがオボンなしで確3
S・・・気休めのSふり
(配分はがちゃゲル君から案を貰いました)
ランターンと双璧を成す構築の軸。ハイブリッドテッカグヤ。ランターンが相手しにくいガブリアス・ボーマンダ・ハッサム・マンムー・カプテテフ・カプブルルの相手をします。
最初は勇敢チョッキで採用していましたが、Dにふったボーマンダにめざ氷を余裕で耐えられ逆に起点にされてしまう、回復ソースがないためサイクルが長引くと不利になる・ミラーで勝てない・テテフやガルドの相手をしやすくなるためのチョッキであったがチョッキをそこまで必要と思わなかったといった理由から役割を絞り、確実に上記の役割対象に勝てるように必要最低限のBDを確保し火力に寄せました。
残飯はランターンにとられていたのでオボンを持たせましたが、これによりガブの炎の牙を2発くらってもHPにゆとりが持てたり、からやぶ後のパルシェンの氷柱針を耐えられたりと、メリットはかなりありました。
採用理由通りガブマンダへのめざ氷、ハッサムや舐めて後投げしてくるクワガノンやジバコイルに刺さる放射、テテフへのダメージソースとなり等倍火力がでるラスカノと来て、最後は回復ソースにもなりあれば何かと便利な宿り木にしました。メガギャラやトリトドンが若干面倒だったのでギガドレインでもよかったかもしれません。
こいつが刺さる範囲はかなり広く、相手次第では4.5体に有利をとれることも珍しくはないので積極的に投げていました。ただ、耐久に補正をかけていない上努力値もほぼCに割いていたため、予想以上に脆い場面が多く、HP管理が難しかったです。(逆に火力は思ったより出るので受けだししてきたHBポリ2ならラスカノでそこそこ削れた)
ギャラドス@石 陽気 威嚇→型破り
171(4)-207(252)-129-↓*-150-↑146(252)
滝登り 氷の牙 地震 龍舞
一舞でコケコ抜くためにもSぶっぱ、火力も足りてないためAぶっぱ
ランターンテッカグヤの2体でサイクルは回るためここからは2体が過労死しないための補完枠、そしてサイクルが回せない積みサイクル(主にルカリオいり)などに対して出す駒。
まずランタグヤで回して相手の選出を絞り、疲弊させた後に有利対面で舞って全抜きを狙うための抜きエースとしてメガギャラドスを採用。この2体が相手できないルカリオや、テッカグヤが削れてしまった場合止まらなくなるガブリアス、マンムー、ハッサムに対する切り返しにもなります。ボーマンダやルカリオも考えましたが、ガブリアスが幅を利かせている環境であったのでメガ枠の中でもガブに強気に出られるギャラの方が信頼がおけました。
ポリ2やパルジーナのような指数受けがいないパーティやミミッキュにストッパーを一任している構築には滅法強く、一度舞えば不利な状況でも逆転できることは多かったです。
スカーフ臭がするコケコ(マンダガルドと同居しているなど)がいた場合は後述のゲンガーやミミッキュに任せていたことが多かったです。技構成としては抜く技もないのでテンプレ通り。上記の役割対象に加え、ジバコイルやコケコを確実に倒したかったので地震は抜くわけにいかない。
ゲンガー@石 臆病 呪われボディ→かげふみ
167(252)-*↓-100-91(4)-115-↑200(252)
祟り目 ヘド爆 鬼火 道連れ
行動保証が欲しかったのでHS
ここまでSラインが低いポケモンでかためていたが、常に上から殴られる状況は好ましくなかったのでSが高く、上3体で見切れないカプブルルやカプレヒレに強く、無理矢理一体持って行ってランタグヤで詰ませたり後続のミミッキュガブリアスにスムーズに繋げやすいゲームメーカーとしてゲンガーをチョイス。スカーフテテフ以外には対面から一回は動けるので比較的使いやすかったです。(カグヤとミミッキュがいるせいかスカガブとはほぼ遭遇しなかった)
鬼火祟り目でルカリオが落ちるので確定、採用理由通りでカプを倒すためのヘド爆と道連れも確定。道連れは弱体化はしたものの、数的不利をとった状態や道連れされたくない状況でゲンガーと対面した時に道連れ警戒で一発目は素直に殴ってこない相手がほとんどだったので逆に最初はこちらは他の行動をとり、二度目で道連れをすると決まることが多かったです。(オニゴーリにクソゲーされて台パンすることが多かったので滅びもほしかったけどどの技も抜くわけにいかなかった…)
対面構築寄りの選出、サイクル選出どちらをした時も仕事をした影のエースでした。
ミミッキュ@霊Z 意地 化けの皮
161(244)-↑156(252)-100-*↓-125-118(12)
じゃれつく シャドクロ 剣舞 影うち
陽気ASで運用したところ、火力も耐久も全く足りておらず、最速であろうがなかろうが元々sが勝っているか負けている相手と殴りあえことがほとんどだったのでHAふり
対面性能の塊であるポケモン。持ち物の判別を誤ると非常に面倒なガルドや、コケコやカグヤなどを対面から無理矢理持っていく仕事を任せました。持ち物の候補も多岐に渡りますが、相手にしていて一番嫌で、11交換を見込みやすくなる霊Zを持たせました。耐久に厚くしているので強引に剣舞してむげんあんや→裏に影うちで削る動きが強かったです。ミミッキュミラーではほぼ先手をとられるので動きにくいですがその他の場面においては耐久にふった意地HAの方が使いやすかったです。(あくまで個人的に。ミミッキュの型や立ち回りについては今後より開拓が進むでしょう。)
あとコイツってA特化しても剣舞じゃれつくでバルジーナ倒せなくてむげんあんやでもガルド落ちないんですね…そのため全抜きをミミッキュに一任する動きはしないようにしていました。
ガブリアス@スカーフ 意地 鮫肌
183-↑200(252)-116(4)-↓*-105-154(252)
逆鱗 地震 炎の牙 毒づき
ここまでで相手のギャラドス、ルカリオ、デンジュモクに積まれた時の対抗手段が薄いのでそれに抗えるポケモン、対面寄りの選出をした際に最後のタイマンに強いポケモンが欲しくなり、地面枠も空いていたので最強であるガブリアスを投入。単純に相手のガブリアスの逆鱗を誘ってミミッキュの起点にする、カグヤに飛んでくる10万ボルトに投げるといった動きもできるので縦の補完も優れていました。
岩技を撃ちたい相手がいなかったのでパーティ単位で呼んでしまうブルルに刺す毒づき、削れたカグヤにとどめを刺さる炎の牙。鋼が強い環境だったので序盤から逆鱗連打して削るといった動きは出来ず、選出率も他に比べるとやや控えめでしたがいなければデンジュモクに全抜きされて負けた試合もあったのでいれておいて正解だったはず。
選出とか
環境が固まっていないので◯◯にはこれ、といったのはないですが
マンダコケコいりのスタンぽいやつ→ランターンテッカグヤ@1
が多かったです。カプコケコとランターンの対面を作り、相手にサイクルを強制させて選出を絞り、最終的にはランターンテッカグヤのどちらかを突破できないように詰ませるかギャラドスミミッキュで削れた相手を一掃していく動きを意識していました。多くの場合はコレでなんとかなった。
ランターンテッカグヤでサイクルが回せないルカリオに関しては基本的にゲンガーミミッキュがタイマンで勝てるので(ミミッキュはバレパンを一発素で耐える)そのどちらかで持って行き、数的有利をとりつつ最終的にガブリアスで殴り勝つようにしていました。
ルカリオポリ2が同居していてガブリアスを通すのが難しい場合には、ゲンガーテッカグヤ@1選出をし、テッカグヤルカリオ対面ができてしまってもインファを耐えつつDが下がったところに放射を当てて仕留める(積んできたら厳しいがインファを誘ってゲンガーバックして道連れ)といった動きでルカリオを落とし、最後ポリ2とランターンorミミッキュ対面を作って勝てるようにしていました。(正直選出読み違えたら苦しい上にポリ2が毒シャドボ両方持ってるとミミッキュでも勝てるか怪しい)
テッカグヤの技を大文字にしていればルカリオを一発で仕留められるのですがルカリオよりもハッサムに確実に当てて落としたい場面の方が圧倒的に多かったので今回は命中をとりました。
テッカグヤの配分が環境に増えていたマンマン構築に強く出られることもあり、かなりのパーティと安定して戦えましたがそこそこ辛かったのはルカリオいりに加え
・ミミッキュ(襷なら全然戦えるが剣舞霊Zでカグヤが落とされるのでつらい、ギャラドスで先に展開しておきたい)
・オニゴーリ(鋼枠が起点にされてしまうカグヤなので厳しい、ミミッキュが有利なハズだがBC回避上げられまくってほぼ殺された)
あたりが厳しめでした。オニゴーリはハッサムが多い環境では上位にそんなにいないだろうと踏んである程度対策は切ったのですが1900帯で何回か当たりました…
高種族値で固めたというよりはメタに回った側のパーティであるため仮想敵と異なるパーティを踏むと思うようにいかないことも多々あったので自分でスタン回せるようになりたいですね。
ここまで読んでくださりありがとうございました。時間ができたらWCSレートもやっていきます。
ORASの想い出
大学1年の秋
ORAS発売→ポケモン復帰
→ 当時入ってたサークルの大会で怪我をして動けなくなりクソ暇に
→同じゼミだったやつがポケサーに入ってることを聞き、何となく興味を持つ
→一回活動見学に行って試しにとそこにいたがちゃゲルとシングルバトルしたらジャロゴーリでハメ殺される
→本来なら萎えてポケモン引退するところだが何故かポケモン熱にスイッチが入る(間違いその1)
→とある授業の最中にミミロルの厳選をしていたら通りすがりのRECに勝負を申し込まれる(間違いその2)
→細かい経緯は忘れたけど顔合わせみたいな感じでポケサーの同期や先輩と野猿二郎に行く(なんでだ)→
ポケサーに入ることが決まる(間違いその3)
大学2年
新歓。当時は僕も活動とかにほぼ行ってなかったので実質新入生みたいなモン。
→ここで約2年の間運命共同体となるきむらと出会いを果たす
→ジャロゴーリでクソゲーしてたらシングルレート2100達成
オニゴーリも強かったがそれ以上にゴツメジャローダが当時のガルガブキラーとして刺さっており(秘密の力や冷ビガルはほぼいなかった)、ジャロで起点作ってガルアローゴーリで抜いていく、或いはゴーリにつられて出てきたポケモンをガルガブアローで潰していくといった感じでそこまで頭を使わなくても勝ててしまっていた。
http://rinyakun.hatenablog.com/entry/2015/05/05/194032
→交流会のエキシビションで初めてトリプルバトルを観戦。運命の出会いその2。
→初めてのPCLでシングル代表となる。関東Bリーグ4-1。序盤はチーム個人ともに苦戦したものの全国進出。
→ほぼ同時期、ジャロゴーリがレートで通用しなくなってくる。ゴツメマンムーいりのマンダスタンを使い始める。ギリギリレート2000のらず。その構築を使ったPCLは全勝。
http://rinyakun.hatenablog.com/entry/2015/07/19/191253
→夏休みに入り本格的にトリプルバトルに手を出す。最初はバクーダトリパ、1700くらいからはイユ雨に手を出す。かじり始めのシーズンに最終17位に滑り込んで手応えを感じ始める。まだスタンは使えなかったが、数をこなすことでトリプルの環境をさ知り始める。
http://rinyakun.hatenablog.com/entry/2015/10/13/233533
→PCL全国リーグ。シングル4戦トリプル1戦で4-1。決勝トーナメント進出。厨パの中身をちょいちょい変えて使ったり筋肉バンドリ使ってた。
→決勝トーナメント初戦で自身含めてストレート負けを喫して敗退。ベスト8。リベンジを誓う。
→シングル厨で同期のがちゃゲルが優勝。衝撃が走る。自分も何かを達成しようと誓う。
→秋から冬にかけてはシングルに疲れと限界を感じ始めたため、本格的にトリプルへ移行。リザードンいりのスタンを使い始め、1880くらいまでいったもののフラダン雨滅びやゲンガーいり雨滅びに勝てず、イラついてついにエルテラドー解禁。終盤に雨滅びを狩りまくって自身初のトリプル1900達成。この時にランドロスの使い方と強さが少しずつわかってくる。テスト期間中なのにトリプルやりすぎたせいで単位がいくつか吹き飛んだ。
→WCSルールがGSと発表されたのでカイオーガの厳選を始める。何故当時そこまで固執していたかは忘れたが冷静カイオーガをツモろうとして悉く最遅をひかずに台パンする日々。挙げ句の果てに
→春休みは真皇杯予選にも出るためにまたシングルをやりこむ。欠伸バトンニンフいりの厨パを組み、そこそこの手応えはあったものの構築全体でゲンガーに甘い点が目立ち、オフでの結果はふるわず。トリプルはちょっとだけバンドリマンダで遊んで最終17位。
大学3年
トリプルもほどほどにGSにハマる。ダブルバトルをそもそもやってなかったのに加えて未知のルールということで大苦戦し、なかなか成果が出ない。耐熱重力ドータクンとかワタッコを思いついた時は俺天才かって思ったけど強い人はとっくの昔に気づいていたらしい。悲しい。JCSは惨敗するものの、スペレでは1900超えるくらいの成果は一応だす。
http://rinyakun.hatenablog.com/entry/2016/05/08/002828
→なんか真皇杯3位が入ってきてビビる。これはもしかしたらPCL優勝いけんじゃねとか妄想を始める。しかしまたもや個人チームともに大苦戦、出だし2連敗を食うもののギリギリ持ち直して個人3-2。なんとか全国リーグ進出。
→ほぼ同時期、トリプルで興味本位で手を出したサナピッピドーにハマる。当時の雨やガルスタンにかなりいい勝率を出せており序盤中盤快調、終盤はガルニンフドーが流行り始め苦しむもののなんとか持ちこたえて最終2位。めっちゃ嬉しかった。
サーナイト自身はトリプルに蔓延していたガルドアロードランに弱いため信頼していなかったものの(封印を採用した際の)対トリパ、雨性能では他のメガエースの追随を許さず、ピッピやランドロスの威嚇、ヒードランによるサポートがあればガルーラやリザードンと張り合える最強のメガシンカの一角であると感じた。
→夏休み。ぽちゃオフBREAKトリプル部門で準優勝。オフの上位入賞は初めてだったので嬉しかったが決勝で惨敗を喫したため力不足を感じる。この時使った構築がこれまで散々苦しめられてきたガルニンフドーだったが、自分で使おうとすると予想以上に使いこなすのが難しい(相手のガルドやクチート、カメックスの処理ルートを見誤ると壊滅する、どの択を迫るのがベストか常に考えて行動することが求められる)ことと、レートでミラーするのがGSのミラー並みに不毛だったのでもう使う気にはならず。
http://rinyakun.hatenablog.com/entry/2016/08/14/120514
→その後、ORAS最終シーズンということで自分が好きなポケモンを使って結果を残したいと思い、リザードンかクチートのどちらかを使おうとする。リザードンいりのスタンやエルテラドーではガルニンフドーに対して苦戦を強いられることが見え見えだったのでクチートいりを使うことに。
数ヶ月前の噴火杯で優勝したポリ2いりの雨クチートに興味があったため、動画を元に構築を作成、いい感じにエルテラドーやガルーラをカモってレートを上げるものの、終盤にドクロッグやブルンいりの雨が増え始めたのが誤算。雨ミラーだとゴリ押しされやすい構築であったためレートを上げるのが困難になる。途中1位もとったものの最終日に振り落とされて11位。自己最高レートは更新したものの、正直悔しかった。
→PCL全国リーグ。トリプル強者が複数いたり全体的に運がなかったりでどうなることかとヒヤヒヤして個人は2-2で冴えなかったもののチームは全勝。他のメンバーにだいぶ助けられた。特に後輩2人が異様に調子がよかった。
→決勝トーナメント。残念ながら初戦敗退に終わる。今年は本気で優勝狙っていたことや負けた試合の運が相当悪かったことなどもあり不完全燃焼で終わってしまったが、最後の試合で自分としては納得いくプレイングができた点についてはよかった。ありがとうカメックス。
→これでトリプルも本当に終わりかと思いきや大会があったり学祭にきてくれた人たちと対戦できたりでなんやかんやまだまだやる機会は多かった。中にはスクリーンで映して実況つきでやらせていただいたところもあるので感謝しかない。特に結果は残せなかったものの、楽しい時間だった。きみどりさんが学祭に来てくれて本家きみどり叩きにボコボコにされたのがいい思い出。
まさか2年前にORAS買った時はここまでのめり込むとは思わなかった…エルテラ嫌だとかフラダンやめろとか熱風外すなとかスカーフ雨乞いニンフィアでリザドランを殺すな(⁉︎)とか雨ルンパの猫騙しをアローのファスガで防ぐな(⁉︎)とか文句垂れ流しながらもめっちゃ楽しかったですトリプルバトル。本当に楽しかった。また第8世代で会おうな…サヨナラ…
ホントはストーリーだけやって対戦はやる気なかったんですけど、ちょっとだけかじるかも。乞食しまくる予定なのでサークルの後輩たちは覚悟してください。これからもよろしくポケットモンスター。
幻のシーズン18&PCL使用構築(最高1900) 最後のORAS俺たちのカメドーサマヨ
本日をもって全国PCL2016が終了したため、僕が正式なレーティングバトルが終わって以降研究・使用してきた構築についての記事をあげます。レートではひたすらアメリカ人とメキシコ人(たまに知り合い)を倒して1860くらいまで、この構築を使用したPCLでは2-0でした。他は雨クチとかサーフィンぽいやつとか色々使ってました。特に革新的な要素はないので過度の期待はしないでください。
トリプルレートに潜ってる人ならこれでもかってくらい見飽きた並び、カメドーサマヨですが、従来のトリルに特化した内容とは異なっています。(構築記事が少ないため従来のものがどこまでトリルに寄せていたか怪しいですが少なくともレートで当たったものは遅いカメが圧倒的に多かった)
(追記・カメドーサマヨニンフドランバレルは、猫潮吹きの択を迫れるカメックス、ダクホの圧力をかけられるドーブル、圧倒的な耐久を持つサマヨールを繰り出し、有利択を押し付けながらトリル展開をして裏のアタッカーやバレルでガンガン攻めていくトリックルームパーティ。過去にこの並びで最終レート1900以上を載せている人も複数おり、その強さは実証済み。水炎妖の全体技やサマヨールの豊富な補助技で相手を崩していく。)
僕も以前この並びを冷静カメ・スカーフドーブル・その他最遅ポケモンで使っていたのですが、
・特殊アタッカーで固めているため瞑想ニンフがキツい
・地震の一貫があるためトリルがきれた後ランドに一掃されやすい
・ドランが噴火を使えないためトリル下で攻め切るにはパワー不足
・テンプレと化しているため有識者には受け流されやすい
などの不満を感じていたため、そこそ戦えるとは感じたものの、使いこなせる気はしませんでした。
しかし、8月に行われたぽちゃオフBREAKで、最速カメを組み込んだカメド―構築と2回当たり、なるほどこれは確かに使いやすそうだということで独自に研究することに。(この日予選でも他のカメドーと2回当たっていたがそれらは普通に遅いものだったのでかなり面食らった)最速カメの利点をあげると
・ドーブルの上から猫がうて、特殊アタッカーなのでキングシールドも痛くない
・ガルーラスタンに共に入ってきるランドドランを潮吹きでまとめて削れる
・トリル下ならガルドがブレード晒した時に悪波を叩きこめる
が挙げられます。従来の最遅カメと違い通常時に動きやすくなったので、カメド―で場を荒らす→トリル下でニンフドランを暴れさせる、とスイッチ要素を組み込むことで、トリパの課題である「受け回されてトリルを枯らされる」ことがほなくなりました。逆に早いカメドーを前に相手がトリルしてくればタダのりできるので美味いです。
また、ガチトリパでなくなった以上ドーブルもスカーフにする意味が薄れたので柔軟にサポートができる襷に変更。早いカメと襷ドーブルをいれたことで所見殺し要素もなかなかに詰まっているのがポイント。さらに、非トリル下で動きやすくするためには元構築にはない威嚇枠が必要だと判断し、一番パワーがあるランドロスも採用。前置きが長くなりましたが以下、個別解説。
カメックス@石 臆病 激流→メガランチャー
167(100)-↓*-141(4)-174(148)-136(4)-↑143(252)
潮吹き 猫騙し 悪の波動 波動弾
上記の通りにドーブルより早く、スタンにいるメンツのほとんどの弱点をつける優秀な駒。配分はパメラさんが開発したパメックス配分。(ガルの捨て身耐えたり潮吹きで高乱数でドラン飛ばせたりする)
技範囲は臨機応変に役割を持てるように一番のテンプレを採用、手動雨をいれないと水の波動は強くないと感じたので不採用。個人的にガルとの最も強力な差別化要素がどこからでもガルドを倒せる点なので悪波はどのカメにもいれるべきだと考えています。
序盤にランドやドーブルと共に場を整え、相手とのS関係を大まかに把握したら引っ込めて終盤の詰めに使うか相手を削りにいくか判断します。相手はカメが遅い前提で動いてくることが多いので(過去の自分へのブーメラン)初手で相手のドーブルへの猫が決まりやすかったり上からの削りをいれやすく、期待通り柔軟に動いて仕事してくれたのでカメへの印象がだいぶ変わりました。
ドーブル@襷 陽気 むらっけ
141(84)-41(4)-76(164)-↓*-66(4)-139(252)
ダクホ ワイガ キンシ トリガ
前回のガルニンフドーに引き続き登板されたドーブル、さもスカーフのように見せかけてガルにキンシをあわせて毛根にダメージを与えたりトリガで相手のダクホをシャットアウトする。今回もまた猫をいれるか悩んだのだがワイガの使用頻度が高かったり、相手のドーブルに強いとは言えないので切る形となったが猫が絶対必要と言える場面には出くわさなかった。(追記・・・ガルーラやカポエラーの前でわざわざキンシしても、神秘・マジコ・ラムカゴ等のケア一切ナシでドーブルガン無視してくる不逞の輩が多くてブチ切れてキンシを猫に変えたらそれはそれで立ち回りの幅が増したので普通に強かった。ドーブルも猫騙しがあるとニンフのハイボ等の大技を強引に通しやすくなった。)
構築の並び的にスカーフを偽装できるのが強く、大抵の相手はスカーフ前提で動いてきたのでやはりキンシやワイガが刺さった。こいつドーブル依存症だろ。
サマヨール@輝石 生意気 最遅 お見通し
147(252)-*-162(92)-*-↑188(164)-↓27
ナイトヘッド トリル 日本晴れ 痛み分け
テラキのA6段階上昇珠雪崩を余裕で耐え、雨下で波乗り3発ぶち当てても倒せない無敵要塞ことサマヨール。こいつがいることにより構築全体でガチトリル感を醸し出せ、カメの型がよりバレにくくなるのがよい。(これも過去の自分へのブーメラン)基本的に後発においてカメがガルーラと対面してしまったなど味方のピンチの際のクッションとして場に出してからトリルすることが多かったが、高速アタッカーが多い構築相手には初手からトリルする。
過去にカメドーサマヨを使った際、「トリルを張った後のサマヨがヒマになる」「回復技を持たないが故に2度目のトリルを貼りたくても貼れないことが多い」といちまた不満があったので極力それをなくすことに。まず、段違いの耐久を活かすために痛み分けを採用し、相手への不意の負担&自身の体力温存を可能にした。横取りは有識者であれば基本的に警戒してくるためうっても無駄になることが多く、代わりにドランの火力補強&苦手な雨への対抗策となる日本晴れをいれた。
挑発を抜いたことでバレルには薄くなりましたが、バレルが本来はいるはずの枠にドーブルが入っていたり、バレルいりにはまずこちらのドーブルでダクホを通していくようにしたのでそこまで問題にはなりませんでした。補助技は環境にあわせてカスタマイズしていけばいいでしょう。
やはり信頼できる耐久オバケで、唯一苦手な挑発もドーブルのトリガで防げるし、不意の日本晴れや痛み分けが機能することが多かったので強かった。
ランドロス@鉢巻 陽気 威嚇
165(4)-197(252)-110-↓*-100-↑157(252)
地震 岩雪崩 蜻蛉 大爆発
ぎんなんさんの構築とオフで当たり、記事を読んでこの手のカメドーとのシナジーを感じ採用。
http://ginnnanpoke.hatenadiary.jp/entry/2016/08/16/181212
本来構築になかった威嚇とニンフなどのD方面が高いポケモンへの負荷、そして終盤の地震雪崩の一貫をとった時の強さを評価。威嚇をいれることでドーブルがアローのブレバを素で耐えるようになったり電気タイプからのカメの引き先になるので噛み合っているように思える。また、従来のカメックス構築では重いリザードンやアローに対して打点を持てるのが偉い。
鉢巻の火力が快感で、終盤にワイガ持ちや威嚇持ちを処理した後の地震雪崩は凄まじく、単純に「最後にランドロスを一貫させるように立ち回る」といった明確なプランができるのかよかった。
大爆発は、こちらのニンフやドランが消耗してしまい相手のハリテやニンフ、バレルなどを削るのが厳しくなった際に使った。使用頻度は高くなかったが最終手段として悪くはない。
あと陽気にしておくことでほとんどのリザを抜けたので精神衛生上よかったですね。
ニンフィア@プレート 冷静最遅 妖スキン
202(252)-*-86(4)-↑178(252)-150-↓58
ハイボ ムンフォ 瞑想 守る
トリルアタッカーその一。S操作からのハイボの強さは健在。ガルニンフと違いカメがガルドに手が出せるのできもーち動きやすかった気もする。相手の瞑想ニンフがゲロ重だったのでこちらも瞑想を搭載、単純にサマヨのムーブやカメの猫、ドーブルのダクホワイガと時間稼ぎはしやすいので特殊偏重の構築には刺さる。カメをわざわざ冷静にしなくてもだいたいの構築はトリル下にニンフドランで暴れれば崩壊することを学んだ。
雨に余裕があるとは言えないので特殊耐久を確保したく、またトリル下で極力負荷をかけるためにHC。
ヒードラン@珠 冷静最遅 貰い火
198(252)-*-126-↑200(252)-127(4)-↓73
熱風 大地 ラスカノ 守る
トリルアタッカーその二。ニンフと攻撃範囲の補完がとれているのはおなじみ。ニンフと同じく、トリル中になるべく相手に負担をかけるために攻撃的な配分にし、持ち物も珠にした。そのため外しのリスクはあるが熱風、相手のドランニンフに余裕はないので大地ラスカノ。相手のドランの大地はムーブなどでうまくかわしていく方針。特に言うことなし。晴れ熱風は強かった。
立ち回りとか
対スタン カメドーサマヨorカメランドドー
ドーブルのキンシは読まれにくいのでガルーラの猫を誘発してガルーラを弱体化させてからドーブルでダクホを通したりカメで削りにいきたい。最初にトリルしてしまってから最後にカメランドで〆るプランもあるので柔軟に動きたい。リザードン構築には最速鉢巻ランドが刺さりやすい。
対トリル
特殊偏重のトリパなら瞑想ニンフをたて、クチートメインのトリパなら初手でカメドー@1でできるだけ負担をかけてからドランランドに繋ぎたい。サマヨに鬼火があれば対クチートはより楽になる。
対叩き カメドーサマヨ
猫トリガトリルが一番無難。まず不利はとらない。遭遇はしていないがバレルいりの叩きは面倒なので、サマヨで挑発のブラフをたてるか、トリガを利用して凌ぐのが本筋。
対イユ雨
ニンフドーブルサマヨ
本来ならサマヨに横取りがあるのでカモだが、抜いているので壁はられると面倒だし横取りケアで威張られても面倒。瞑想と日本晴れを使ってうまく崩していく。ルンパ以外には地震の通りがいいので、ルンパ(グドラ)を優先的に倒し、ランドでまとめて倒していくプランをたてる。
特に何か結果を残せたわけではないですが、自分なりに使ってて楽しく、まだ未開拓な部分も多いと感じたので記事にしてみました。何より僕がトリプルを始めるきっかけとなった、サークルの先輩であるオータム先輩が愛用していたカメックスでORAS締めくくれたのは何かの縁かもしれません。
テンプレ通りに動きが決まっているわけではなく、その場その場で状況判断してプレイングすることが多かったのでトリプルをやる上で重要な要素が詰まっているかもしれませんね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。たぶんまた後日にORAS振り返りみたいな記事書きます。
追記 レートとして正式な記録ではないですが、一応1900までのせました。変更点はドーブルのキンシ→猫のみ。対ガルーラは少し窮屈になりましたが、劣勢時に反撃する際に重宝しました。実際猫のおかげで拾った試合もそこそこあるので感触はよかったです。)