PJCS2021 振り返り
なんと、最終1位をとることができました。あまりにも下振れが酷すぎなかればまあいけるやろ~位の軽い気持ちでいたのですが、自分でもビビるくらい勝てて蓋を開けてみれば10勝1敗。いいとこまでいけるけど勝ちきれない成績ばかりだった自分からしてみれば素晴らしい進歩です。
僕は負けた時は反省文を書くようにしているのですが、うまくいった時に何をしてどう思っていたのか、というのを残しておくのも今後のためになるかな、と思ったのでて備忘録として残しておきます。見やすさは一切考えてないので本当にヒマな方だけ御覧ください。(いっぺんにではなく随時更新予定)
①ルール発表から構築を組むまで②精神面でよかったことの2点を振り返ろうと思うのですが、①は構築の中身にもけっこうガッツリ触れることになってしまいそうなので今はまだ書きません。ライブ大会終わったら書きます。
②精神面でよかったこと
まず、当日の精神状態。マジでビビるくらい冷静だった。何回かトイレには籠ったものの頭は至って冷静で、緊張して手が震えるとか負けたらどうしようってうろたえるとかそういうのが全くなかった。そして対戦中も至って冷静で、試合中に取り乱してプレミするとかもなく、むしろ外したら即負けって択も平然と選択して(勝った)いた。途中負けはしたが、「まあしゃあないかな~」で済ませるくらいにはメンタルが強靭になっていた。なんかうまいこと歯車が全部噛み合っていたのである。
ではなんでそんな冷静でいられたのか。今でもそこは謎なので分析してみる。
①大会が終わった後自分がどうなっているかとかマジで全く頭に入ってなかった
②大会前まで練習はしていたが、完全にポケモン漬けというわけではなかった
③なんか自分に無駄に自信を持っていた
こんなところだろうか。順番に見ていきましょう。
①について。これが一番大きかった説。今年はまあコロナのせいで世界大会がないことは確定していて、一番勝ち進んでも6月のライブ大会止まりなわけです。(そこでワンチャン世界権利あるけど)それが大きかったんでしょうね、別にそう思っていた、という意識はないんですが、「今年は最悪ダメでもそんなに悲観することはないな」「ダメだったらダメでまた予選抜ければいい」って考えが自分のどこかにあったんでしょうね。今回本戦のルールが発表されてから本戦が終わるまで、「抜けられなかったらどうしよう」みたいな恐怖心は一切ありませんでした。
これ、今回は世界大会なかったからこんな感じでいられたと思うんですけど、別に世界大会につながる時でもそんな後ろ向きなこと考える必要ないと思うんですよね。別に負けたら金とられるとか死ぬわけでもないし。悔しいのは当然ですけど。人が緊張するのってこんな感じでそのイベントが終わった後の未来を想像しちゃうからじゃないかな、って勝手に解釈してます。現に僕は今回最終1位とれるとは思ってませんでしたし、てるチャレのチーム戦で優勝した時も「絶対優勝しなきゃ」とか考えてガチガチになることはありませんでした。まあてるチャレの時はチームメイトが最強だったので自分がやらかさなきゃ優勝できるやろ、とは思ってはいましたが。いい結果ってその日の流れでくるものだから、無理に未来のことを考えずに目の前の対戦に全力を尽くすのが一番よい、というのが持論です。
これは自分の体験談ですが、僕はWCS2018と2019に出場した際に、どちらもDay1のスイスドローを7勝2敗で通過し、Day2に進出しました。この時ってスイスドローが最大で9試合あって、7勝以上しないと通過できないんですよ。鬼畜ですよね。剣盾からVGC始めた人は覚悟してください。で、言い換えると2敗までしか許されないんですよね。なのに自分はスイスドロー始まって折り返してもいないところで2敗つけられちゃったんです。(2018の時は4R目終了時点で2勝2敗、2019は5R目終了時点で3勝2敗)普通に考えたらもう抜けるの絶望的で、あと1回も負けられないと。地獄のオールタマキンがスタートしてしまうわけですが、意外にもこの時点で僕は悟りを開いたというか、めちゃくちゃ冷静でした(2度目)普通の人なら「あと〇回勝てば予選抜け」って頭をよぎるのでしょうが、僕はこの時点で疲弊していたので「そんな先に事まで皮算用できねーよバーカ」って思考になっていました。とりあえず目の前のやつに全員勝てばまだつながるんだろうと。そう考えると自然と緊張はしなかったですね。どちらの年もあれよあれよと連勝していき、それぞれ5連勝と4連勝をキメてDay2進出を決めました。今だから言えるんですけど、世界大会はマジで長丁場なんで先のことなんで考える余裕ないです。むしろ目の前の試合にだけ集中してれば時間はあっという間にたちます。
なんかだいぶ話がそれましたが、「余計な事考えずに目の前の対戦に集中する」ってことが自分の力を発揮するのに大事だと思うよーってことです。
次、②について。これは人にもよると思うから正解かどうかは不明。
JCS前は当然、構築考えたり練習したりってしていたんですが、オフの時間全てポケモンに割いていたかっていうとそうではありませんでした。気分転換散歩したりモン〇ンやったりしてました。ていうかモン〇ンはめちゃくちゃハマって普通に大会前日もやってました。
これ、本来はあまり褒められるべき行為ではないと思うんですけど、ポケモンの準備もしっかり行った上でやるぶんにはむしろよかったのでは?という気もします。これは①の話とも被ってきますが、ちゃんと本番に向けて練習すればするほど緊張はします。ですがポケモンというゲーム、どんなに工夫を凝らしてもすべての構築に100%有利をとれる構築は作れません。そしてポケモンのことを考えれば考えるほど「あのポケモンが入ってる構築に当たりまくったらどうしよう」みたいな不安が募ります。そしてドブ沼にハマります。これ、経験したことある人もいるのではないでしょうか?ちなみに僕もなりかけましたが、開き直って完成した構築をそれ以上弄ることはやめました。あまりにも完璧を目指すのは不可能ですし、ここを弄れば次はここに穴ができるってのはもうどうしようもないのです。当然、「この構築に当たったら即降参」だとやる気がなさすぎるので、「この構築はキツいけどこの動き通せば勝てる」みたいなプランは立てておくのですが。
話がだいぶそれましたが、何が言いたいかっていうと「ポケモンのことばかり考えすぎると不安が募るだけだから、気分転換に他のことすることで緊張がほぐれるからそっちの方がいいんじゃない?」ってことです。だらだら書いた割りに中身ないな...