リンヤの旅路

自己満ブログ

PJNO2020 TOP16 ガラルテテフグロス

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エースバーン 陽気AS
フシギバナ 控えめHCS
イエッサン 控えめCS
ミミッキュ 意地HAS
ブリムオン 冷静HC(S個体値0・キョダイマックス)
コータス 呑気HB(S個体値0)
 
戦績
PJNO:TOP16
ランクマッチシーズン7:レート2028・最終2位
 
簡潔に書きます。
 
【構築経緯】
 
夢特性のゴリランダーとエースバーンが解禁された事により激増。その影響で、コータスフシギバナが相対的に強くなったのではないかと考えその2体から構築を開始。
 
コータス→ゴリランダーには勿論有利、エースバーンからは有効打が少ない。トリルからの噴火で致命傷、或いは対面からの欠伸でダイマックスを流すことができる。
 
フシギバナ→ゴリランダーには有利、エースバーンにも晴れ状態であれば上から大地の力で大きく削りをいれることができる。また、エースバーンを倒すか退かせる事ができれば、取り巻きのウオノラゴンやストリンダーを縛ることができる。
 
 
ということで、所謂古代トリパ(ドサイサマヨコータスイエッサンブリムオンバタフリー)バタフリーフシギバナに変えた形のガチトリパを回しました。
 
しかし、鎧の孤島の新規教え技によりワイドフォースを解禁したイエッサンがゲロ重でした。(構築のアタッカーが超抜群、D低めのため)
 
そのため、トリックルームに100%寄せたPTは諦め、トリルせずとも戦えるプランを組み立てることに。イエッサンに対抗するために、こちらもエースバーンを採用。イエッサンを早急に処理する事で裏のコータスフシギバナが動きやすくなるメリットもあります。
 
残りのメンツをどうするかですが、鎧の孤島後のランクマ環境だとエルフーンエースバーンを中心とした構築が多く、「こいつらトリルされただけで人生終了しそうだな」と感じたのでトリパの核となるイエッサンブリムオンは残しました後は化けの皮あってなんやかんやできそうなミミッキュを採用しました。(cvライバロリ)
 
構築のコンセプトとしては
コータスフシギバナで盤面を荒らし、後続のエースバーンで抜いていく
トリル下のブリムオンで暴れた後にコータスフシギバナで常にマウントを取り続ける
エースバーンイエッサンのダイアークビートからの裏のフシギバナコータスミミッキュでフィニッシュ
 
となりました。なおPJNO本番ではほぼ①のプランしかとらなかった模様。みんな構築に隙がなかった…
 
【個別解説】
 
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構築の始点。草枠としてはゴリランダーの方がメジャーになりましたが、ジュラルドンやトゲキッスに手が出せたり威嚇に左右されず上から高火力を出せるのが偉いです。今回上位にチラホラ見受けられたアシレーヌガオガエンゴリランダーの並びにも技の通りがよい。
 
基本的にはコータスと先発で繰り出し、後続の邪魔になりそうなポケモンを小突いて退場します。最初は守る→眠り粉、珠→広角レンズにしていましたが、ヘイトを集めやすく猫騙しを絡めた集中攻撃ですぐやられる・火力がなさすぎて相手を殴ったときのリターンが少なすぎる・眠り粉が当たらないと不満しかなかったので守れるアタッカー型にしました。珠を持つことでリフストでスカーフウオノラゴンを一撃で倒せたり、大地でガオガエンを大きく削れたので珠で正解でした。
 
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構築の始点。自分はアタッカー型のコータスを強く扱えた試しがなく、またドラパルトのような強力なダイマックスアタッカーの妨害をできた方が強いように思えたのでこのような型に。
 
めちゃくちゃ強くて今回のMVPでした。炎技受けに来たバンギラスガオガエンをボディプレスでシバいたり、ダイマアタッカーに欠伸いれたり、ダイジェット+ドリュウズみたいな並びに嫉妬の炎で火傷いれたり。バンドリの弱点ダイマ技耐えるレベルには硬くて信用できるので先発での整地作業、後発での詰めどちらで使っても強かったです。
 
構築全体で重かったギャラドスのストッパーでもありました。(自分でも何言ってるかわからない)
 
コータスミラーで100%勝てない点を除けば本当に使い勝手が良かった。こんな型なのでトリルしても制圧力はないですが、エルフーンエースバーン系統の構築はそもそもコータスの処理ルートが乏しく低耐久ばかりなのでトリルしてちょっとつついてるだけで死にます。
 
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エースバーン
 
メタグロス(ガラルの姿)。フシギバナが削った相手を後発で倒しながらダイマ技で自軍を強化します。新要素が使いたかった+悪タイプに変われるのでイエッサンに強い+ダイマキッスとも殴り合えるという点を踏まえてエースバーンにしたのですが、威嚇がキツかったのでドラパルトでもよかったかもしれません。そこは考察不足。
 
前述のように珠をフシギバナに渡さなければいけなかったのと、コータスが苦手な高火力特殊アタッカーとの殴り合いに強くする必要があったためチョッキ。ダイマキッスに急所に当てられても余裕を持って耐えることができたりリザードンアシレーヌの攻撃も耐えられるようになるため感触はよかったです。
 
技構成としては、かえんボールを当てたい対象が特にいなかったためこうなりました。S操作のダイジェット、イエッサンやフシギバナとの相性がいいダイアーク、バンドリガエンを殴るダイナックル、トゲキッスを殴れてコータスのボディプレスと相性がいいダイスチル。
 
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 イエッサン
カプ・テテフ(ガラルの姿)。トリル起動の際のサポート、そしてエースバーンと合わせたビートダウンで低速に寄ったPTに反撃の暇を与えず殴り直すために採用。ランクマではそこそこ出したし活躍したものの、PJNOではバンギガエンが同居しているPTやゴリランダーいりが大半を占めたため、出す機会がほぼなかった。
 
ヘイトを集めやすくなったため守るが便利。
 
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 ブリムオン
イエッサンやコータスと合わせてトリルの形をとり、トリルを舐め腐ってるエルフーンエースバーン系統の構築をカモるために採用。トリルができずともテンバツクソゲーに持ち込むことができるため完全に腐ることは少ないです。でも所詮自傷率3割だし案の定アドとれることは少なかったけど。ブリムオンミミッキュって出してブリムオンテンバツミミッキュリルって動きが決まるととても強かったですね。
 
なおイエッサンと同様、ゴリランダー+捨て台詞orバクアガエンのような組み合わせにはほぼ勝てませんPJNOでの選出率もべらぼうに低かったので変えるならこの枠なのですが、トリルもできて瞬間火力も出せてガオガエンを最低限殴れて相手に威圧感与えられる駒がなかなかいなかったので代替が効きにくい。
 
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最後に入ってきた何でも屋。
 
・バナコーが直接手が出しにくいドラパルトを殴れる
・ブリムオン以外のトリル要員
・終盤にエースバーンと並べて強い
 
って要望を満たしてくれたので採用。エースバーンのダイナックルダイジェットのバフを受けられるととても強い。
 
威嚇を咎める要素を構築に入れるスペースがなかったため、相手の意識の外から最も勝ちを増やせそうな持ち物としてピントレンズを持たせました。
 
なかなかイカれてますが、当てなきゃヤバい場面でしっかり急所ひいてくれることが多かったので中途半端に火力アップアイテムやラムのみ持たせるより全然よかったと思います。固定観念に囚われるよりかは、「どの持ち物を持たせることが構築全体の勝率があがるか」って考え方は大事だと思いました。
 
 
 
 
 
【雑感】
 
・バナコーは技の通りがよくとても強かった。特にHBコータスが非常に強いことがわかったのが収穫だった。
 
・バナコー+後発ダイマアタッカーの構成は強かった。しかしバンギガエンゴリランダーが多い環境だったためイエブリの通りは非常に悪いように感じた。イエブリを通すのであればもう少しトリルに寄せる編成にした方がよかった。
 
環境激変後の時間が限られてる中ではよく練った方だとは思うが、あと一歩足りなかった感がすごい…
 
 
全国大会で3年連続で予選抜けの成績を残せたのは素直に喜ばしいけど、またしてもTOP8に残れなかったのが残念…。このポジションもそろそろ飽きてきたのでそろそろ第二の殻を破りたいですね。